仕事の多忙さに加えて土日ゴルフ行き始めたので
読書が進まず・・・うーん、平日寝る前に30分は
本読みたいんだが、今は・・・今は仕方ない。

・我らが少女A/髙村薫
合田刑事シリーズの新聞連載だったもの、長編。
2017年に同棲相手に衝動的に殺されちゃった女性
が語っていたという一言から、その女性が12年前
の(当時は女子高生)未解決だった老女殺害事件
の容疑者として、再捜査が始まるという話。
物証なし・状況証拠なし・被疑者死亡で、当時の
関係者の記憶を手繰っていくという、ほぼラスト
が見えている(ような気がしたが)、また凄い
というか、エンターテイメント性極小?の話
書いたなあと思いながら読んだけど・・・
新聞への連載小説ということで、登場人物の
描写が目まぐるしく変わり、読みやすい構成。
登場人物達がニアミス・すれ違いを繰り返し、
徐々に交差していき、また、語りが神視点という
か、ちょっとメタっぽい感じがして、髙村薫って
こんな感じだったっけ?と少しびっくり。
髙村薫ブランド信奉者なので、結構意外と楽しく
読んでしまった次第(まあ、忙しくて1ヶ月近く
かかってしまったが)。
なんか、感想がうまく文章化できないので、
後日、書評を漁ってみようかなと。
Mっ気のある人向けか・・・?

・そして生活はつづく/星野源
エッセイ。これ売れる前のなのか?後のなのか?
知らないが、日々の生活がテーマのエッセイ。
まあ、目線が低くて、星野源にはあまり興味ない
が、好感が持てた。”岡村靖幸”ファン?との
ことで、あー懐かしいなあと思いながら、岡村
好きに悪い奴はいないっ!って勝手に思ったり
して、サクサク読んじゃいました。
下ネタもちょっとあったりで、良かったです。

・もものかんづめ/さくらももこ
エッセイ。30年前の本か。ロングセラー?
なんか昔、妹の部屋にあったな とか思いながら
オッサンが読む本でもないかとも思ったりしたけ
ど、これもサクサク読んじゃえました。


<エッセイとか>
日本にいる高校時代の友人が”時間を潰したい”
とのことで、読書はどーかと勧めているところ。
何がオススメか考えた挙句、エッセイがいいの
ではないかということで上記の2冊を勧めて
(書評を漁って選択)、で自分でも読んでみた
次第。

エッセイってなんか嘘くさくて、ほぼ読んだこと
なくて、対談集ならまあ読めるのだが、なにか
しら文字にしたらそれは既に虚構であるとなんか
に書いてあった気もしたので、これは短編だと
思い込んで読んでみた次第。
それはそれで新しい体験だったので、まあ、これ
とは別のこともあったのだが、世界は広い(自分
の世界は狭い)と思った次第。なに書いてるか
分からなくなってきたなー。

で、週一で友人とLineで話していると、分から
ないところがあると、そこで考え込んじゃうと。
分からない部分は読み流せ!と話した次第だが、
確かに自分でも読書してて、分からない部分は
読み流しているなあと。読書の奥義は読み流す
ことなりと認識したというか達観してしまった
のは、新たな発見か?
(まあ、分からない単語は調べた方がよいとは
思うけど)。

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