以下、積読解消記・・・のはずが・・・

・オーパーツ 死を招く至宝/蒼井碧
これは積読。なんでこの本買ったんでしょ?
シリーズ。長編かと思ってたら、連作短編。
オーパーツ関係の探偵ギャグものか?
連作短編じゃなかったら、読みきれなかった
かな。

・噴煙姉妹/名梁和泉
第二次世界大戦で日本が勝ち続けている架空の
日本の話だが、温泉旅館の美人姉妹の心が揺れる
と火山が噴火しちゃうという、オカルト?
コメディか。長編。Twitterで目にしたのだが、
本の表紙絵とタイトルがなんかエロくて、
バンコク紀伊国屋でダメ元で聞いてみたら、
取り寄せできたので、すぐに読了。
2018年の作品。
中身は全然エロくないです。美人姉の婿養子
が主人公で、自虐的な語りが笑えて、なかなか
良かったです。この作者の三作目らしく、前作
も読んでみようかなあと。

・ピエタとトランジ<完全版>/藤野可織
これも、バンコク紀伊国屋でダメ元で聞いてみ
たら、取り寄せできたので、すぐに読了。
装画挿絵が松本次郎で、内容も松本次郎のマンガ
を小説にしたような感じ。連作短編かと思ったが
長編。探偵ものかと思ったが、ガールズ小説?
なのか、あまり読んだことのない感じで新鮮
だったかな。
主人公ピエタの親友トランジが、周囲でどんどん
殺人が発生していくという体質?で、それが伝染
していって・・・というお話。

・あの本は読まれているか(The Secrets We
Kept)/ラーラ・プレスコット
話題作?長編。米ソ冷戦時代の話で、ソ連の詩人
パステルナークの小説「ドクトル・ジバゴ」が
ソ連で禁書のため、CIAが発刊してソ連へ送る
という話(一部、史実のようです)。
話が、ソ連⇔アメリカを往復していくので、
その時代はそれぞれでこんなんだったのかと
いうところも良かった。
あまりスパイ小説という感じはなく、各登場人物
のドラマチックな話が、途中から引き込まれる。
「ドクトル・ジバゴ」だけど、映画になっている
ので、名前くらいは聞いたことがあって、ついで
に読んでみようかなと思ったら、日本語訳の本は
絶版(中古本は高価)ということにびっくり。
事情は知らんが、本(出版)の世界にもいろいろ
謎があるのかなあ とか。

・少年と犬/馳星周
馳星周が直木賞!?ということで、紀伊国屋に
平積みされてたこともあって、すぐに読了。
連作短編。
まあ、タイトルが犬だから、犬が寄り添う話
なのかなと思ったら、馳星周の容赦無さは
ちゃんと盛り込まれていて、久々に泣けた。
最初の2編が良かったです。
犬好きにはオススメ・・・なのか?


<マンガ編>

・バーナード嬢曰く/施川ユウキ
みーとにゃん お薦めで、読んでみました。
面白かったです。しょーもないけど、本あるある
も良いし、読了の本が出てくると嬉しかったり、
仕事してる場合じゃない、早く会社辞めてもっと
本読みたいと思わせる作品ですね。
本を語れる友人がいるってのは、うらやましい
というほのぼの感が良いです。

・どくヤン/カミムラ晋作・左近洋一郎
アマゾンで「バーナード嬢曰く」といっしょに
並んでたので、買ってみたら面白かった。
まあ、こちらは本のジャンルを擬人化
(擬ヤンキー化)したようなギャグマンガで、
幅が広めか? まあ、無理くり感あるし、
「バーナード嬢曰く」とネタも被ってたりする
けど、読書愛がありますね、仕事してる場合
じゃない、早く会社辞めてもっと本読みたいと
思わせる作品ですね。
準主人公?が、私小説(好き)ヤンキーなのも
今どき ない感じで面白い。
まあ、くだらないんですけどね、そういう
ところが笑えてよい。

・国境のエミーリャ/池田邦彦
第二次世界大戦後、日本が米ソに分割された
架空の日本の話。
この作者、なんか電車のマンガ描いてた人かー
と思ったら、作品のふり幅が凄いなーとか、
まあ絵はアレですが、女の子主人公でギリギリ
感のある話なので、当たりかも。
2巻を注文せねば。

コメント

ミートボウズ
2020年8月6日13:35

結論としては、、、
仕事してる場合じゃない、会社辞めて本を読むしかないって事ですね??

いやー冗談とはわかりつつも、わたしもいつも思ってます。
無職になった方が読書量が増えたら絶対知識は増えますし、、、何より読書したら楽しいし、、、、コロナ禍になって非常事態宣言によって仕事時間が短縮された時の読書三昧の日々が懐かしい、、、(;´∀`)

クソジジイ
2020年8月10日7:41

無職で読書三昧だと、読書が飽きてしまう
気もしなくもないけど、憧れちゃうねー。

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