タイもコロナ非常事態宣言で、4月から 夜間外出
禁止、遊興施設閉鎖、アルコール販売禁止、
レストランはテイクアウトのみ等のため、ゴルフ
も行けず休日は自粛生活。

5月から限定的に解除が開始され、ゴルフ解禁の
ため自粛でデブった体も一安心か というところ。
尚、カラオケ等の風俗店は解禁されていない
(年内は難しいか?)ので、XXが溜まる一方?

で、自粛生活中に積読解消を試みるが・・・
タイに来てからの読書歴。

・彼女がエスパーだったころ/宮内悠介
宮内悠介を初めて読んだのは、「あとは野と
なれ大和撫子」(長編)で 青春小説?ぐらい
のイメージしかなかったが、後でSF書いてると
知り、「スペース金融道」(連作短編)
不条理+人情+SFコメディ+バディもの?を
読んでハマっ たつもりで、作品買い漁って
タイに持ってきた次第。
この「彼女がエスパーだったころ」(連作短編)
も、なかなか良かった(もうあまり覚えて
いないが)。

・ディレイ・エフェクト/宮内悠介
・超動く家にて/宮内悠介
・カブールの園/宮内悠介

・ヨハネスブルグの天使たち/宮内悠介
内容が難しくあまり楽しめない感じで、ここで
一旦、宮内悠介を挫折・・・
デビュー作「盤上の夜」を読みたかったが、
入手困難で買えていなかったのが悔やまれる。

・巷説百物語/京極夏彦
後述の「書楼弔堂」を読む前におさらいしよう
と、5周目の再読(20年前の本!)。

・続巷説百物語/京極夏彦
だいたい”七人みさき”で躓いて、仕事の影響で
XX病再発もあって、読むのに半年かかる
・・・

・後巷説百物語/京極夏彦

・Nのために/湊かなえ
会社のタイ人の女の子が「告白」読んでた
ので、次何読んでるかと思ったら、これだった
ので急いで買って読んだがインパクト薄。
尚、「告白」は面白かった様。
日本人作家のタイ語翻訳事情がよく分からん
というか、全く分からないので、女性受け
しそう+ちょっと怖い系のオススメいろいろ
教えたが全くないらしい。
本屋で見かける翻訳ものは東野圭吾が多く、
あんまし読んでないし合わせて読む気もなかっ
たので、読書の話題はここで終了。ロック
ダウン明けに再調査したい。

・風間教場/長岡弘樹
教場シリーズの長編。シリーズ完結?
この後、キムタクがドラマやってたけど、
風間教官の性格がやさしくなってきてて、
ドラマに寄せた感じ?なのか、もっと
短編を読みたかった。
ドラマの方は・・・悪くはなかったが、
もっと原作に忠実にして欲しかったという、
原作信奉者の悪い癖が出てくる前に閉じ
ましょう。

・前巷説百物語/京極夏彦
結局”前”が読んでて一番楽しいのかも。

・書楼弔堂 破曉/京極夏彦
一時、京極夏彦に心酔していたが、純粋に
新刊を読むのは9年ぶりくらい。”巷説”と
ちょっと繋がりあると書いてあったので、
読んでみたがなかなか良かった。
連作短編。まあ、内容は後付けのちょっと
ズルい感じもするが、本当にあった話の
ような気がして浪漫を感じた。なんというか、
京極夏彦のうまさを感じた久々の本。
まあ、ズルいんですけどね。騙されちゃう
というか、騙されるのを承知で生きなさい
というか、自分を騙して生きなさいというか、
ダメ人間には響きます。

・書楼弔堂 炎昼/京極夏彦
”破曉”もそうだけど、登場人物が明治時代
の著名人?なので、一編読んでネットで検索
して、を繰り返し。そんなところもまあ
よいかなと。文学部の人が読むとどんな
感じなんだろうというシリーズ。
続編の刊行が待ち遠しいが・・・いつに
なるやら。

・西巷説百物語/京極夏彦
”西”は、あまりパッとしないイメージだった
が、再読を重ねると新たな発見というか感動?
というかここまで再読出来る本(シリーズ)に
出会えて幸せ、と”書楼弔堂”を読んだ後には
感じてしまう。

・バチカン奇跡調査官 アダムの誘惑/藤木稟
もうマンガ、いい意味で。読みやすいしなんか
楽しい。相変わらず先が見えないが、主人公
2人はもう存在が駒なのかな・・・

・トランスヒューマン ガンマ線バースト
 童話集/三方行成
ここから積読・・・なんでこれ買ったのかな?
と思いながら、多少四苦八苦しながら読了。
SF短編集。巻末の選考評に納得といった感じ。

・因業探偵 新藤礼都の事件簿/小林泰三
連作短編ミステリ。うーん、ブラックですな。
読みやすいし、叙述トリック満載?で当たり
でした。

・殺人鬼にまつわる備忘録/小林泰三
長編。読みやすい。でも、小林泰三は短編が
よい。って、これ以外、長編読んでないが。

・恐怖小説キリカ/澤村伊智
私小説風のサイコ小説?
なんか、書きたくないもの書かされたんじゃ
ないかなというような気がしなくもないが、
一回売れちゃうと大変なのかなとか別の
心配をしてしまった。比嘉姉妹シリーズ
以外で、これを含め何作かあるようだが、
手が伸びていない。やはり、比嘉姉妹
シリーズの次作が読みたい。

・奇跡なす者たち/ジャック・ヴァンス
SF中・短編集。ジャック・ヴァンスは、
中学生の頃に魔王子シリーズ5部作を
読んだことがあり、当時結構面白かった
気がしたが、特に手を伸ばしておらず、
4年前?か、ジャック・ヴァンス・
トレジャリー3冊が刊行され、
「宇宙探偵 マグナス・リドルフ」
(SF連作?短編)が面白かったので、
ついでに買ったもの。SFとファンタジー
が混ざってるような世界観の話も多いが、
話の導入部の情景描写がすばらしく
美しい。話のアイディアも面白く、
最後にオチがあるので(普通か?)、
読んでて楽しい。


結局、積読は5冊を解消のみ(残り
20数冊・・・)。
本日、デパート解禁のため、紀伊国屋へ
行くも 入場制限のため長蛇の列で入店を
断念。
アマゾンでポチってしまった・・・
当面、若干は積読解消は続きそう。

とにかく、連作中短編かシリーズものが好き。
ワンパターン大好き
・・・水戸黄門かってくらいに。

コメント

ミートボウズ
2020年5月17日22:18

おおっ!!S野さんっ!!
まだこのDNというエリアにいたんですなぁ~!?

S野さんのTwitter見て気になって買った「ここは今から倫理です。」は実におもしろかったです。

小林泰三さんはおいらもかつて大好きでした。初期の角川ホラー小説の短編小説はほぼほぼ間違いないかと思ってます。やはりホラー小説大賞を受賞した『玩具修理者』は押さえておきたいですね~
短編は“オチ”がやっぱり重要なんで、小林さんの作品の出版の古い方から順に読んでいくのが良いかと。
※古い本で中古本も結構あるやつなんで、ブックオフの100円コーナーとかに結構たくさんあるイメージなんですが、海外いるとね~
ちなみに小林さんの作風がホラーからSFにどんどんと移行していったので、最近はあんまり読まなくなってしまいました。。。

澤村伊智さんも読んでんすねっ!?
おいらも大好きなんで、比嘉姉妹シリーズも、それ以外も全部読んでおりますが、やっぱり比嘉姉妹シリーズが強いんですよね~、もちろんそれ以外も面白いんで今後も出れば絶対買うんですが、何度も言いますがやっぱり比嘉姉妹シリーズが鉄板ですねぇ~


ひとまず元気そうで何より、ではでは~~♪♪ ( ´・ω・`)ノ~バイバイ


クソジジイ
2020年5月17日23:35

なんとか生きてまっせ。
1年経ってもういろいろと麻痺してるので・・・ほんとになんとかね。

「ここは今から倫理です。」は、ミートにゃんの本棚写真に4巻目が
映ってて、ロックダウン中に出てたのか~と、先ほどアマゾンで
ポチりました(ちゃんと届くかな・・・)。

澤村伊智の比嘉姉妹シリーズ以外は、文庫化されたら読もうかな。
まあ、読書は気まぐれが楽しいので、そのうち・・・でしょう。

ではでは。

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